深淵の彼方より

2013年8月 対馬

ツシマヤマネコ

カブリモドキとクワガタ用餌トラップの見回り中、それは唐突に現れました。懐中電灯を照らしても、カメラのフラッシュを焚いても微動だにしません。「ヤマネコですが、何か?」と言わんばかりの傲岸不遜な面構えです。しかし暫くすると、緊張に打ち震える私を余所目に「飽きた」と言う感じにノソノソ藪の彼方に消えて行きました。

その時、そのヤマネコに首輪らしきものが付いているのが見えました。どうやら保護観察個体だったようです。通りで逃げぬ筈だ、通りで怯えぬ筈だ…。

写真には撮りそびれたのですが、この後別の場所でもヤマネコを目撃。最初の首輪個体より一回り小さい若ネコで、こちらはライトの光に気付くや木の上に退散。離島運は人並み以下程と感じる私としては、なかなかレアな経験でした。
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戦時史跡だらけ

どうも、害虫です。

6月は試験だの何たらで色々追いつめられた月でしたが、いよいよ本格的に夏突入という事で徐々にテンションも持ち直しつつあります。とりあえず早く梅雨明けてくれませんかねぇ…

前の記事でも述べましたが、5月に卒論関係で喜界島に行ってきまして、そのあまりの戦時史跡の多さにビビったという訳でありますが、この「戦闘指揮所」は、その中でも特に探すのに苦労したものの一つです。道沿いにあるものと思いきや、集落のド真ん中(マジで四方を民家に囲まれている)にあったもんなんで、パッと見では場所が分からなかったのです。

入り口は大人一人がやっと通れそうな狭さ。

一見しただけでは朽ち果てたコンクリートの塊にしか見えませんが、そこは戦時史跡、よく見ると壁面に不自然な小さな穴ボコが幾つもあるのが確認できます。

お分かりですね。紛れもない「機銃掃射の跡」です。かつてこの上空で敵機との激しい戦闘が行われていた事を物語っています。相手はヘルキャットだったのでしょうか、それともアベンジャー?はたまたムスタング?妄想が掻き立てられます。

戦争をリアルで目の当たりにしていない我々からすれば、こういった史跡は古代文明の遺跡、はたまた恐竜の化石のようにも感じられる程ノスタルジックな存在です。例え桁外れに年代が違っていても。

私が普段当たり前のように眺めている錦江湾だって、ほんの70年前には戦艦「陸奥」や空母「飛龍」がリアルに浮かんでいたというのですが、今となっては本当に、全く信じ難い話です。

曇天覆うは殺意の魔雲

1945年4月7日午前11時頃、喜界島上空に米空母艦載機の大編隊確認すー


かの戦艦大和の最期について、多少の知識がある人間だったら知っているかと思うこの情報ですが、私は何故この情報が、奄美大島や徳之島とかからではなく、「喜界島から」発信されたのかが少しばかり気になっていました。


という訳で、実際に行ってみました喜界島。
その答えはやはり、現地にあったのです。


島の最高地点にて。あ、まさかこれは…

そう、戦時中の喜界島の最高地点には、レーダー基地が存在していたのです。恐らく敵機編隊はここで探知され、発信されたのでしょう。

喜界島には、更に海軍航空隊の基地も存在していたようで、戦争末期には、本土からの特攻における中継補給地にもなっていたそうです。現在もその名残として、掩体壕だの指揮所だのが島のあちこちにゴロゴロと…


最高地点から空を眺めたところ。この日も小雨の混じる曇り空で、まさに当時と同じ空模様だったのではないのでしょうか。

そしてきっと、鈍いエンジン音を響かせ、大和を討つべく百機単位のアベンジャーやヘルダイバーが次々と通過していったのが見えたに違いありません。

戦争ノスタルジーとかいう奴です、はい。

突っ込んで来る!

<
アカマタが…。
2012年 9月 奄美大島

そういやこのブログで爬虫類とか全く取り上げて無かったですね。

しかし決して馴染みが無い訳ではなく、虫捕りの最中にヘビに出くわすのは、一種の自然の摂理であるくらいです。むしろヘビの一匹にも会わなきゃ、お前何しに行ったんだ本当に虫捕る気あんのかと言われかねないレベルではないかと…。

それにしても南西諸島のヘビはどいつもこいつも化物じみてて、というか普通に化物で怖い。

南海の果てに



2011年9月、西表島。

今でも思い出す、あの喧騒と打撃。
プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

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