羽は餌ゆえ蟻に食わるる

虫の知識でトラブル解決、というコンセプトの「ベクター・ケースファイル」という漫画をご存知でしょうか。


掲載元がチャンピオンREDという若干アレな雑誌の為、万人向けの作品という訳ではありませんが、なんか害虫とお色気がいっぱい出てくる漫画です。


さて突然ですが、この漫画のある話には、「アイドルとファンとの関係」を、「クロシジミ」というチョウに例えるシーンが登場します。




こんなです。

クロシジミというチョウは、幼虫時代をアリの巣の中で過ごし、仲間のアリの匂いと体から分泌する蜜を使って、アリに自分の世話をさせるのです。

これをアイドルとファンとの「与える、与えられる」の関係に準えた、という訳なのです。


作中ではここまででこの例え話は終わりですが、個人的にもう一つ付け加えたい事があります。


それは、現実のクロシジミは羽化して成虫になる際に、仲間だと誤認させる匂いと甘い蜜が出なくなり、一転してアリからは餌と認識され襲われる危険が出てくる、という事です(何かの動物番組でも説明されてましたが…何だったか忘れました)。

羽化したクロシジミは直ぐ様巣を脱出しなければ、立ち所にアリの餌食です。なのでクロシジミは出口付近で蛹になり、そこから出てくると、翅も伸びきらない内に猛ダッシュをかけるのです。


作中では具体的に言及されていませんが、「度を越すと痛い目をみる」というのは、この事を指していると思われます。さらに平たく言うと、
「羽を生やして出し抜きを図ったアイドルは、ファンに恨まれ立ち所に噛み殺され得る」、という事なのです。


…買い手側の呆気ないまでの手のひら替えし、というのも如何なものですが、そうなる事態になりうる程の、売り手側の甚だしいファン軽視が存在しているのも、また事実ではないかと思います。特に最近、二次も三次も。


そんな悲劇が生まれる位なら、変な欲や高望みなどせず、そのまま幼虫やっていた方がましなのではないでしょうか。


アイドル、永遠に幼虫たれ。



追記:ベクター・ケースファイル、私自身もまだ飛び飛びでしか読んだ事ないので、いっそ全巻集めようかなあ…。
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知れば知る程、残念空母。

今日、5/27は帝国海軍における海軍記念日だそうで。

今となってこんなネタ使っても反応する人いないんじゃ…と思ってたけど、近年の風潮を見る限りそうでもないようです。


というかむしろ使いたがる人が増えてるんじゃないんですかね…。


という訳で今回は地元ネタでも。

私の出身地、佐世保にある海軍墓地には、こんな艦乗組員の慰霊碑があります。



航空母艦「雲龍」慰霊碑

立派に艦を型取った墓石まで置いております。


さて、この空母「雲龍」ですが、これは私が個人的に姉妹艦なども含め、「帝国海軍で最も不遇な空母」の一つだったと考えております。


知らない人の為の「雲龍」略歴

昭和17年8月起工

昭和19年8月竣工

同年12月任務中にアメリカ潜水艦の雷撃を受け沈没

……はい、こんだけです。もうちょい書けやと言われても実際にこんだけなのでしょうがない。

もう少し詳しく書くのであれば、

「雲龍」は日米開戦が迫る中、量産型として建造が決定された中型空母であり、ほぼ同じ規模の空母「蒼龍」、「飛龍」より建造期間が1年程短くなっているのが特徴です。


ミッドウェー海戦で甚大ってレベルじゃない空母と艦載機の損害を被った際に、とりあえず公に対しては空母1隻大破、1隻沈没という事にしておきつつ、損失を埋めるべく更に13隻もの雲龍艦空母の建造を決定しました。

が、時既に遅し。

「雲龍」がようやく完成した時には、とっくに日本はマリアナ沖海戦でボロ負けし、空母機動部隊はおろか、艦載機すら録に用意できない状態になっていたのです。


その後、全く出撃の機会が無かった「雲龍」にようやく与えられた任務は、まさかの「特攻兵器輸送」。

その時の「雲龍」はもはや空母などではなく、「なんかやたらデカくて甲板が平たいだけの輸送艦」と成り果てていたに過ぎなかったのです。


そしてその任務すらも、途中でアメリカ潜水艦の雷撃を受けた事により全うできず、「雲龍」は竣工後わずか4ヶ月でその生涯に幕を閉じました。

…これが「雲龍」です。空母「雲龍」の全てです。生まれる時代を間違えたとしか言い様の無い不遇艦ですが、残念な部分はこれだけに留まらず、


・そもそも急造艦の為、船体設計がほぼ「飛龍」の使い回し

・佐世保鎮守府所属なのに一度も佐世保に入港していない

・2番艦以降の名前が瑞祥動物ではなく何故か重巡と同じ「山」由来になった

・13隻造る計画だったのに終戦までに完成したのはわずか3隻

・量産型で急造艦という割には、実際そんなに短くない建造期間(アメリカのエセックス級大型空母の建造期間の方が短い。)


・2番艦「天城」は結局出撃も何もせず係留されたまま空襲で大破転覆。3番艦「葛城」は戦後の復員輸送が唯一の活躍の場


…などなど、姉妹艦諸とも残念さが止まぬ空母です。


初陣で爆沈したけどしっかり海戦には参加した「大鳳」、竣工10日で沈没したけど当時世界最大で移動基地としての用途も期待されていた「信濃」とも異なり、リアルで人気も知名度も無い空母という意味でも、「雲龍」は不遇と言えるでしょう。

かの「艦これ」でも今のところ登場しておらず、このゲームで軍艦を知ったような人ならば、まだ聞いたことの無い人も多いのではないでしょうか。


ある意味一種の、ニワカファンとの区別の付けどころです。


…どうして私が「雲龍」について、ここまで長々となけなしのアピールを繰り返すかと言うと、佐世保では割と「雲龍」について知る機会が多いからです。


写真の海軍墓地ではもちろん、佐世保の海事資料館でも、「赤城」や「大和」と言った有名艦の傍ら、「雲龍」の模型も見られるのですが、そのサイズがなんと、どの有名艦よりも巨大に作られているのです。


「な、なんだあの赤城よりデカい空母の模型は!?」

「雲龍」

「………。」

となるのは佐世保における一種の恒例行事と化しています。



さあ、随分と長くなってしまいました。まだ「雲龍」について話したい事が無い訳でもありませんが、そろそろこの位で。


おまけ




佐世保鎮守府第9代司令長官
東郷平八郎(当時中将)


トウゴウゲンスイデモシヌトキヮシヌンダヨ

知名度低いクモ大将

ゴキブリ駆逐兵器として知名度の高いアシダカグモ、通称アシダカ軍曹。

網を張らない徘徊性のクモであり、対ゴキブリ生物の一つとして話題になりつつも、特に注目されるのはその巨体。


家の中に出るという事もあり、怖い人にはトコトン怖いクモとなっています。


そんなこともあって、アシダカグモが日本最大のクモだと思っている人も多いのでしょうが、…実はそれは大きな間違いなのです。

アシダカより巨大なクモが、この日本にはまだいるのです。

アシダカのアイデンティティである「徘徊性のクモ」の括りの中でですら、アシダカはトップに立っていません。それ程にまで、日本のクモには更に上がいるのです。


つまりアシダカ軍曹というあだ名は、サイズ的にも言い得て妙なのです。

では、日本最大と言われるクモは、一体どんな奴なのでしょうか。

写真を見て貰った方が早いでしょう。こいつです。





え?こんなクモ見たことない?

まあそう言う人も多いと思います。

このクモは南方種で、日本では奄美大島以南でしか見ることができません。見た事ない人の方が多い筈です(逆に奄美、沖縄出身の人は見飽きてると思います)。

和名をオオジョロウグモと言い、本土にもいるジョロウグモ(秋になると腹が赤くなってデカくなるアイツ)の仲間(同属)で、

大型個体は大人の手の平にも余裕で収まらない程の大きさになります。

名前にオオが付くだけで本土のジョロウグモとは比べ物にならないレベルとなり、網の大きさや牙はもちろん、脚の太さも「針くらい」から「小枝くらい」にパワーアップします。正に日本産クモの大将格と言うべき存在です。

個人的には、南へ向かう程巨大化する印象があり、八重山諸島で見たオオジョロウがこれまで見た中でのMAXサイズでした。


黄色と黒の縦縞模様が目立ちますが、稀に全身真っ黒の変異個体もいます。(個人的通称「闇堕ち」。)


これだけドデカいインパクトを持つクモですが、一つ面白い事がありまして、実は大きく目立つ個体は全部メスであり、オスの方はなんと10mm程の大きさしかなく、しかも本土のジョロウグモのそれと比較しても、大して変わらない大きさなのです。体色もメスとは全く異なります。


更には交尾を仕掛けにメスの網に入った途端、エサと間違われて喰われる、なんて事も割とあるようで…。

インフィニット・ストラトスの世界観もドン引きしそうな男女格差ですね。


メス「どーせ子種提供することしか考えてないオスはこの程度の扱いでいいんだ上等だろ」

オス「……………。」



リア充憎けれりゃハエまで憎い


(人前でやりおって…)


見たまえ、この息も絶え絶えになった、哀れなオスの有様を!


超兵器


魔晄キャノン買いました。

「どういう事だ」と言った人は、FFⅦを知らない人ですね、間違いない…(確信)

ファイナルファンタジーⅦというゲームに登場する超兵器をフィギュア化した奴です。


キャノンの名称は「シスターレイ」。

最初は主人公らと敵対する組織が、海岸防衛の為に設置していた巨大実弾砲でしたが、後々「魔晄(まこう)」(ゲーム中に出てくる、説明すると長くなるのでとにかくなんかすごい力)を利用して発射する、高出力エネルギー砲に改造されました。

分かりやすく言うと、「グスタフ/ドーラ列車砲」のようなインパクトと、「壱岐対馬の戦艦砲台」のようなコンセプトと、「エヴァのヤシマ作戦」のような使われ方をした兵器です。


昔々、FFⅦを家族がやっているのを眺めていた事もあり、今になってネットに色々落ちてた実況動画を見るうちに懐かしくなり、ついポンッと買った訳です。


しかしこのフィギュア、発売自体は結構前からやっていたようで、別に目新しい紹介でもないんだよなあ…



ちなみにFFⅦで好きなキャラは、今も昔も宝条です。

幼少の私にマッドサイエンティストという概念を植え付けたインパクトは絶大でした。厨二病の始まりだ!

万物、皆海から

ああ^~貯蓄も所持金もゼロなんじゃあ~


誰か私に魔晄キャノン買って下さい(錯乱)



はい、というわけで今日は私の細やかな疑問でも。

生物は最初、海で進化し陸上へ進出しました。

陸で産む卵が硬い殻に包まれているのも、ヒトの胎児の発生初期に何故かエラが確認できるのもみーんな海から来た事を裏付ける証拠です。

…と、今日講義で習いました。知ったかしてすいませんでした許して下しあ


…その影響からか、生物の体液のイオン組成は、海水のそれと非常に近いとされています。輸血の際に急場凌ぎ等で血の代わりに生理食塩水を注入するというのも、なんとなく頷けます。


…つまり何が言いたいのかというと、ヒトの血が大好物な妖怪、吸血鬼さん一同は、血の代用品にトマトジュースじゃなくて生理食塩水を飲めばいいんじゃないのか、という疑問を持った、というだけです。ええ、サーセンwww


つ「生理食塩水」

吸血鬼一同「…………。」

無題でいいよ

せっかく貰った新品のパソコンをたった1年で壊して早3ヶ月、


それ以前にもデジカメが原因不明の故障を起こし、再起不能に。合掌。


私の好きな昆虫の話題を振りたくとも、両方無ければ何もできません。やってもいいんでしょうが、「画像も貼らずに虫ネタとな!?」と言われる事必至です。

とりあえず貧乏学生には新品を買う余裕も無いので、思い切って某中古ショップで中古のコンデジを5000円で購入しました。機種はカシオのEX-Z2300。外見キズだらけ。


この連休期間に実戦投入してみましたが、これが予想以上の活躍。


時々謎のエラーが起きることを差し引いても十分な働きをしました。


カメラも突き詰めると、かなり専門的かつ高価な話になるのでしょうが、写真の極意には今のところ興味は無いので、しばらくはこいつで行こうと思います。


後はパソコンです。今はどこで何を買うかも決めてません。以前の奴のハードディスクデータの吸い出しも必要です。壊れてなければいいんですが…


我の復活は近い!!…のでしょうか?
プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

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