鹿屋の翼は眠れない・前

どうも、害虫です。

4月26日に鹿屋の海上自衛隊航空基地イベント「エア・メモリアルかのや」に行ってきたので、早速レビューを書きたいと思います。

今回も新田原の時みたくオープニングセレモニーから見たかったので安定の早朝凸。しかし近場での開催である為、あの時と違って前日から現地に出発しなくていいので楽でした。

そして無事予定通り鹿屋基地に到着。着いて真っ先に目に入ったのが…


二式大艇

大東亜戦争中期に配備された大型飛行艇。「日本が生み出した最優秀の航空機はゼロ戦」と思っている人が結構多いかと思いますが、実はこの二式大艇の方が世界的な傑作機として有名なのです。実物が見られるのは恐らくここだけなので、かなりレア。

それはともかくとして、この機体……


デカスギィ!!!

飛行艇だから大型なのは当然ですが、なんか私が想像してたのよりもかなりの大きさ。数字やスペックを文面で見ただけではやはり全然見当が付きませんな…

そしてこの薄さである
魚で言うとアジみたいな体型。あまりデブだと重くて着水出来ないかもしれないから…なのでしょうか?

セレモニーまでまだ時間があるので、基地周辺の露天展示を見学。

戦艦「比叡」主錨

説明ではそう書かれていましたが、なんか以前大和ミュージアムで見た「陸奥」や「大和」のとだいぶ形が違うので、個人的には本当にそうなのか疑問に思うところ。

しかし元々は「金剛」がイギリスに外注して建造されたものであると考えれば、それを更にベースにして建造した「比叡」も、初期型は錨の形が、後に国内で建造されたそれらと比べて若干異なっていたと考えても不自然ではない…のかもしれません。実際、当の比叡自身はソロモン沖の海底に没しているので、もし本当に比叡の錨だったとしたら、改装前に取っ払ったものに違いない筈ですし…

魚雷

誰がどう見ても魚雷。艦に搭載するものから航空機に載せると思しきものまで。大戦時下のものなのでやはり何気にレア。アメリカから「ロング・ランス」と恐れられたあの酸素魚雷です。

その隣にはゼロ戦や紫電改のエンジンなども露天展示されていました。錦江湾海底から引き揚げられたものだそうですが、吹上浜から三座水偵がそのまま見つかったように、探せばまだ色々沈んでそうな気がする…。

他にも自衛隊歴戦の航空機が複数置いてありましたが、よほどのマニアじゃなければ分からなさそうなものばかり。そういやジェット黎明期の航空機ってあんま知名度無いですよね。セイバーやミグ15辺りは確かに有名ですが、F-4じゃない方のファントム(初代)とか知らない人のが多いんじゃないでしょうか。私もあんま知りませんし…。

そうこうしている内にセレモニーの時間が近づいて参りました。メイン会場へと場所は移ります。

複数の格納庫内でイベント展示がなされていましたが、注目はこれ。

零式艦上戦闘機52型

何やらアメリカで修復されていたゼロ戦を日本に里帰りさせるというプロジェクトが進んでいるらしい、との噂を聞いていたのですが、コレがまさにその機体。一度バラされて日本でまた組み立てをしていたようですが、こんな形でご対面とは…

鹿屋は帝国海軍時代からの縁ある航空基地なので、完成した暁には是非、70年近くぶりにもう一度鹿屋の空を舞って貰いたいものです。

いよいよセレモニー開始。音楽隊によるファンファーレと共にテープカット。

そしてお待ちかねのオープニングフライトがスタートしました。遠くから鈍重なプロペラ音を響かせ飛んできたのは…

P-3Cオライオン 哨戒機

鹿屋航空基地の主力にして目玉!敵潜水艦の発見、攻撃能力に優れた対潜のスペシャリストです。この機体がメインの航空祭は全国でも鹿屋だけであり、万人が好む戦闘機メインの新田原と違って、鹿屋はやや物好きなファンが集まる航空祭、といった感じのように思えます。お陰で新田原の時のようなアホみたいな混雑もありません。続いて…

P-1 哨戒機

近年配備されたばかりの純国産の新型哨戒機。間近で飛ぶ姿を見れたのは結構レアだと思います。P-3Cと違ってターボファンエンジンを搭載しているので、一見するとただの旅客機のようにも見えます。

オープニングフライトの後は航空学生によるファンシードリル展示。楽隊の演奏と共に歩兵銃を抱えた隊列の一糸乱れぬ動きが見もの…なのですが、画像右にいた大太鼓を抱えた人物が、他の楽隊が直立不動の中、一人だけやったらノリノリでキレのある腰振りをしながら演奏していたのが個人的にツボにハマり、それどころでは無くなってしまう自体に。巨大な太鼓を前に担いでいて必然的にそういう動きになってしまうのかもしれないし、何より本人は真面目にやっているだろうから滑稽に感じるのは失礼極まりないのですが…。



次回はいよいよ展示飛行イベントへ突入!

つづく
スポンサーサイト

パプキン・パンプキン

久々の虫ネタだぜ!!

という訳で害虫です。


我がクワガタの繁殖部隊の状況を報告したいと思います。

まずヤエヤママルバネ第1繁殖小隊「デスティニーズ・トッツ」ですが、幼虫たちの生存確認を致しましたところ現在残存数75、内10頭程が2令幼虫へ脱皮していたのを確認しました。卵の段階で約90ちょいいたのが、やはり減ってますね。しかしクワガタの幼虫、とりわけその中でも更に脆弱なマルバネでは全数生存など不可能といっても過言ではありません。この程度の犠牲は想定済みです。(理論上、オスとメス一頭ずつが完品羽化さえ出来ればこちらの戦略的勝利である訳です。)しかも最後の終令へ脱皮出来たとしても、マルバネはこの形態で更に一年近くを過ごすので、実際はまだ半分も状況は進んでいないのです。油断ならないのはむしろこれからです。

次にパプアキンイロ第2繁殖小隊「サム・パンプキンス」はと言うと…

おや……

ここに来てついに交尾を確認。取りあえずマットを固詰めしただけの簡易産卵セットにメスを投入し様子を見ることにしました。

如何せん、オスがコアオハナムグリ程の大きさしか無い極小個体なもので非常にメスに取っつきにくそうにしてましたが、一応交尾まで持っていけたので希望が見えてきました。産んでくれよな~、頼むよ~

ここに更にセアカフタマタやダイオウヒラタ、更に欲を言うとオオクワガタ、メタリフェルホソアカ、トカラノコギリ、ギラファノコギリ等を追加してクワガタの一大勢力を築き上げたいと考えていますが……

まあ今のところはまだ机上の空論に過ぎません。

蒼穹を征く者・後

どうも、害虫です。新田原航空祭、いよいよ完結編といきましょう。

昼間の休憩時間にも、色々見て回りました。

F-86D、F セイバー(月光、旭光)

F-104J スターファイター(栄光)

基地内に展示されていた、空自の歴戦の勇士達です。ジェット機の黎明期にミグ15のライバルとして登場、初代ブルーインパルスとしても有名なF-86、当時の技術の粋を集めて開発された事で「最後の有人戦闘機」の異名で呼ばれたF-104です。今では殆ど無くなっていますが、この時はまだ日本語での独自の呼び名が付いていたようですね。

「栄光」、そいつは素敵だ、大好きだ!!
最近の私の最も好きな単語です。

そして場所は航空祭の地上展示に移り…

ローゼンバウアー パンター6×6

お、この車は!ある意味で見るのを楽しみにしていたものの一つです。空港火災などで活躍する特殊な消防車なのですが、実はコレ……


「オプティマス…ワシが望んだのは…我が種族の存続だけだ…!どうか分かってくれ、何故ワシがお前を裏切ったか…」

説明パネルにも載ってました。映画「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」に登場した、外道ロボジジイことセンチネル・プライムの変形する車なのです。細やかながらもトランスフォーマー・ファンをやらせて貰っているからには、見逃す訳にはいきません。センチネルのリーダークラス、買っときゃ良かったかなあ、やっぱ…


C-130H ハーキュリーズ

実に70以上もの派生型がある、輸送機界の大御所です。ずんぐりした胴体が輸送機然としていてイカします。輸送機はやはりレシプロ機が似合いますね。

CH-47J チヌーク

ハーキュリーズが輸送機界の大御所なら、こっちは輸送ヘリ界の大御所。実写、アニメ問わずフィクション作品においても引っ張りダコの人気を誇りますが、怪獣を輸送するだの十字軍の皆さんを乗せロンドンに攻め入るだの、ロクな扱い方をされない事でも有名です。



さて、午後になると航空祭も佳境。
日本が誇る空自のアクロバット飛行チーム、「ブルーインパルス」がついに登場ッッッ!!!!

飛行前の静けさ……

そして滑走路へと向かいます。

そしてついに飛行!!!スモークを焚き軌道を描きながら縦横無尽に駆け巡る!!

カメラを構えるのも忘れてしまう程に大興奮。
一つ一つの技を事前に全部暗記…するまでには至らなかったのですが、テレビや動画で何度も見た筈のその動きが、今、自分の眼前にあるというそれだけで、感涙モノです。

バーティカル・キューピッド

スタークロス

これだけは写真に撮りたかった!ブルーインパルスの代表技の一つ。正直、この二つが見たいが為に、前日から宮崎に待機していたようなものです。とうとう夢が叶った!!!

素晴らしい!!もうホントその一言に尽きます。それ以外には何も要りません。

去年は鹿屋にもブルーインパルスが来ていたというのに、それが終わってから気付くというまさかの痛恨のミスをしてしまったので、ここに来てようやく、その屈辱を晴らしたという感じです。



そして、全てのプログラムが終わりました。



良い航空祭……

良い航空祭だった………


斜陽と共に各々の所属する基地へと帰投していく展示機たちを遠目に眺めながら、害虫氏は楽しい夢を見た子供のような心持ちのまま、自身も鹿児島へと引き揚げていったとさ。


以上、三部に渡ってお送りいたしました、新田原航空祭。

航空祭への参加が初という事もあって必要以上にエキサイティングしまくってしまいましたが、やはり楽しいものは楽しいので仕方ありません。これは今年も絶対に行かなきゃなりません。

個人的にはA-10やB-52といったキワモノ機体が展示されることもある三沢基地航空祭なども気になりますが、如何せん遠すぎる……。


次は「エア・メモリアル鹿屋2015」だ!!

蒼穹を征く者・中

害虫です。雨とか曇りばっかで外出る気にならねえ…。


前回までのあらすじ

人生初の航空祭に足を運んだ害虫氏は、目の前に並ぶホンモノの戦闘機に大興奮。最近やたらドマイナーな駆逐艦の知識を鼻に掛ける奴らが増えている昨今、やはりミリタリー趣味において一番大切にすべき事は、知識などではなく、写真でも生でも、とにかく現物を見たときに感じたフィーリングそのものである、と確信した…。

ちなみに人生初の「生で見た戦闘機」は、佐世保に来航した空母ロナルド・レーガンの甲板に係留されていたF/A-18ホーネットです。



さて、航空祭と言ったら誰もが楽しみ、私も楽しみの展示飛行。絶好のチャンスを見逃すまいと、ガチの写真家達が本格的一眼レフを構える中、私は壊れかけのクソコンデジ両手に待機。

そして遂にその瞬間が…

F-15DJ

アフターバーナーを用いての急上昇や、高機動性の象徴とも言える急角度でのバンクを次々に決めます。けたたましいエンジン音も、動画で見聞きするのとは大違い。生の戦闘機、こんなに凄まじいものだったとは…!!

F-4EJ改

それぞれ離陸と着陸。飛行写真はカメラのレンズの動きが突如おかしくなって電源が付かなくなる発作が起こり(しばしばある)、こんな時に限って撮影出来ず…。

F-2 支援戦闘機

逆光のせいでほぼシルエットっぽくなってしまってますが、日の丸のマーキングだけはギリギリ見えます。失速寸前ではないかと思う程の超低速飛行などをやってのけました。ちなみにF-2はF-16を機体ベースにしているからか、現場ではヴァイパー・ゼロとも呼ばれているそうです。

と、ここでふと目の前に展示されていたF-16を見ると… 



あれ、キャノピーが開いてる!?

ということはまさか…
 

F-16C

はい、飛んでくれました。というのも、今回航空祭に来たのは在日米軍のアクロバットチームなんだとか。いにしえの飛行技術・インメルマンターンなどをやってくれました。そしてこの後、そこには何故かチームの米兵さんと握手をし、サインを貰う害虫氏の姿があったという…。



ここ新田原基地は宮崎県の中心から離れた場所にあり、しかも真冬に航空祭が開催されるにも関わらず、全国から多くの人が集まります。それは、全国でもここでしか見られない、特別な飛行展示が行われる為です。

それは、飛行教導隊(アグレッサー部隊)仕様のF-15DJ。 

飛行教導隊とは、新たなF-15のパイロットを養成する新田原基地での模擬戦闘訓練において、敵役を演じる部隊の事であり、エリート中のエリートパイロットから編成されているといいます。

敵役であることを強調する為に、彼らの乗り込むF-15DJには特別な塗装が施されており、この独特の塗装パターンを持つイーグルが見たいが為に、真冬だろうが九州の田舎の端っこだろうが、人でごった返す訳です。

私もそれを聞いて、是非写真に収めねばとカメラを構えました。

そしてついにそのF-15DJが出現!滑走路に向かおうと目の前を通る瞬間を狙って、押し迫る人混みの間から必死に手を伸ばし、一枚パチリ!ご覧下さい、これがその瞬間です!









トラック「邪魔するやで」


……………え?

……ま、まさか…………そんな…!

絶好のタイミングが…トラック(と地味に警備中のオッチャン)に阻まれたあああああああああああああ!!!!!

しかもここで先程のカメラの発作が再発。続いて来た二機目に至っては一枚も撮影出来ずじまいに!!

畜生めええええええええええええええ!!!!!


かろうじて一瞬復旧したのを見計らって撮ったのがコチラ。さっき見切れた機体です。ダズル迷彩チックなパターンが何ともイカしてます。

一番撮影に意気込んでいたにも関わらず悲惨な結果に。

ば…ばかな…… ガクッ

〈今だ!異界に送っちま(ry


結論:もっと上手く撮ってるガチ勢の方々のサイトを見てきて、どうぞ。


という訳で、怒りにうち震えながらも午前中最後のプログラム。


C-1輸送機

豪快かつスピーディーな戦闘機と比べて、輸送機は実にのんびりした飛行です。

そして実はこのプログラム、メインがC-1…


では無く……




!?

パラシュートが次々に…!!

陸上自衛隊第一空挺団による、パラシュート降下のデモンストレーションでした。かっこいいですよね、空挺降下。男なら誰もが憧れるかと思います。

展示飛行はこの他にもヘリコプターによる救助デモなどがありましたが、売店などを見て回ったりもしたので、全部は見れませんでした。




そして午後は遂に、「あのチーム」が!!

後編に続く!!

蒼穹を征く者・前

どうも、害虫です。ツマキチョウ採りに行きたい。


さて以前、宮崎県は新田原の航空祭に行って来たと言いましたが、デジカメから画像を引っ張るのが面倒臭くてずっとレビュー出来ずにいました。が、そろそろ書こうと思っていたので、大変今更ながら重い腰を上げて記事を書きたいと思います。

2014年、12月7日。航空自衛隊新田原基地。

この時期としては中々珍しい航空祭イベントに足をはこびました。結構な僻地にも関わらずこの人集り。

会場に入ってまず目に入ったのは…

F-15DJ イーグル

ぬおおおおおおおおお、空自の主戦力を担う存在であり、現代戦闘機の代表格!我らがイーグル!

今まで私にとっては本や画面の先だけの存在のようなものだったので、生をこんなに近くで実際に見れて大変感激です。

ここ新田原に配備されているイーグルは、通常のF-15Jとは少し異なる、F-15DJというものです。この二つの最も違う点は、F-15Jが一人乗りの単座式に対し、F-15DJは二人乗りの複座式になっているという事です。新田原基地は新たなF-15乗り(イーグルドライバー)養成の為の訓練所でもあるので、その為にこの型が配備されているのです。要は自動車学校のアレみたいなもんです。

更に入口付近では展示飛行の為、轟音と共に離陸するイーグルも。戦闘機は時代によって様々ですが、変わらず共通する魅力はやはり、その豪快なエンジン音ではないかと思います。

続いて…


F-4EJ改ファントムⅡ

大ベテランの古株戦闘機、ファントム爺ちゃんことF-4EJ改!本家アメリカでは20年近く前にとっくに退役済みですが、日本では名前の通り改修を施すなどしてまだまだ現役。後継機の開発、導入が遅れに遅れているしわ寄せでもあるのですが…。

個人的には、見る角度によって最も印象が変わる戦闘機です。

こっちの迷彩仕様のは偵察型のRF-4EJ。


F-16C ファイティングファルコン

んほおおおおおおおおおおお、何気に実物を見てみたかった軍用機の一つです。在日米軍三沢基地からの参加。高額なF-15と併用して使用する事を目的として作られた、非常に優秀な低コスト戦闘機であり、アメリカ以外にも様々な国で運用されています。愛称は上記の通りですが、実際の現場では「ヴァイパー」の名前で呼ばれているようです。

近年ではアニメ「トランスフォーマープライム」において、TFシリーズお馴染みの戦闘機キャラ・スタースクリームが変形した機体(のモチーフ)にもなっています。


F-2 支援戦闘機

うほほほほっ!まさかこの機体まで展示されているとは!一度で空自の戦闘機をほぼ全て見られるなんて、恐るべし航空祭。

日本がアメリカとの共同開発(強要)によって製造した、(ほぼ)オリジナルの戦闘機。外見はF-16をベースにした機体ながら、海上での対艦攻撃能力に特化しているなど、その役割は本家とはかなり異なります。写真だと逆光で判りづらいですが、青黒い洋上迷彩が施されており、これが実にイカしてます。

正確な分類では戦闘攻撃機というジャンルに含まれるのですが、そんな名前だと何処からかゴチャゴチャうるさい野次が飛んでくるので、名目上は支援戦闘機という名前になっています。ヘリ空母だろうが護衛艦と呼んじゃうアレですね。

C-1 輸送機

こちらも日本が開発したオリジナルの中型輸送機。600メートル程の短距離滑走路からでも離着陸が可能とのこと。

戦車も搭載可能らしく、M1エイブラムスなら二両入るみたいです。






さて、書くことはまだまだありますが、長くなるのでここらで一度区切りたいと思います。

中編に続く…

夢の終わり



永久に眠れ。 

そして、永久に在れ。

一時、揃い踏み

2014年11月、長崎県佐世保市。

日米両方の艦船が港にひしめき合う海上の重要拠点ですが、この時期だけは何かが違った…。



強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」(LHD-6)

ついに本ブログに正式登場。今まで言葉だけでその存在を仄めかしていましたが、とうとうその全容が明らかに。

その正体は、アメリカ海兵隊などを主とする陸上兵員の揚陸支援を目的とした米海軍の大型艦であり、ワスプ級強襲揚陸艦の6番艦。1800名以上の揚陸部隊を収容、更に最近話題のオスプレイを始めとする揚陸に必要な輸送機、近接支援機、エアクッション艇などの運用を可能としています。ついでに戦車も収容出来ます。

全長約257メートル、満載排水量は40500トンというかなりの規模です。あまりイメージが湧かないという人は、「全長が『翔鶴』並、満載排水量が『加賀』並にある艦船」と考えればお分かり頂けるかと。まあ、強襲揚陸艦は空母とは大分異なる艦種ではあるのですが…

しかし全通式甲板である事も手伝ってか、実際に見ると本当に空母かと見紛ってしまうばかりの勢いがあります。

そして42.7メートルという艦幅は、あの「大和」すら凌ぎます。当然ながら、先代「ボノム・リシャール」(エセックス級空母、CV-31)よりも断然横っ広。非常にずんぐりとしております。

最近就役して話題になっている護衛艦「いずも」も相当なデカさですが、こっちのが更に一回り大きいです。

ちなみに奥に控えるのはドック型揚陸艦「アシュランド」(LSD-48)。全通甲板じゃないのでイマイチパッとしない艦船ではありますが、これもなかなかのデカさ。



さて、現在佐世保を母港とする強襲揚陸艦はこの「ボノム・リシャール」一隻だけですが、この時はどうもその甲板上で何かしらの修理作業が行われていたようで動けず、更に同時に別のドック型揚陸艦一隻が退役、新たな艦と交代する為に席を外していた事もあって、何と別の強襲揚陸艦一隻が代役として寄港していたのです。


強襲揚陸艦「ペリリュー」(LHA-5)

写真真ん中の全通甲板の奴です。手前のはドック型揚陸艦「ジャーマン・タウン」(LSD-42)。「ペリリュー」はワスプ級より一つ前に登場したタラワ級強襲揚陸艦の5番艦であり、1980年就役のベテランです。大きさもワスプ級に引けを取りません。

姉妹艦は既に皆退役済みであり、唯一現役として残っていたタラワ級でしたが、それもこの年限りだったらしく、ちょうどこの間の先月末に退役したようです。なので、この仕事が最後の活躍となったのではないでしょうか。




古い余り物寄越しただけとか言うな!
 


「ペリリュー」は、8月下旬から11月下旬の約3ヶ月間を佐世保で過ごし、その後姿を消しました。この間でしか見られなかった巨大揚陸艦の揃い踏みに偶然立ち会えて、非常にラッキーでした、というのが詰まるところオチです。


ついでですが、「ペリリュー」の正面にいるのは海上自衛隊の艦船。一番左はイージス艦「あしがら」だと思うんですが、他は艦番号が見えないので具体的な艦名まではわからんです。なんかこんごう型がチラホラ見えているようではありますが…。浅識乙。
プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの観察者
現在観察中
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR