スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

知名度低いクモ大将

ゴキブリ駆逐兵器として知名度の高いアシダカグモ、通称アシダカ軍曹。

網を張らない徘徊性のクモであり、対ゴキブリ生物の一つとして話題になりつつも、特に注目されるのはその巨体。


家の中に出るという事もあり、怖い人にはトコトン怖いクモとなっています。


そんなこともあって、アシダカグモが日本最大のクモだと思っている人も多いのでしょうが、…実はそれは大きな間違いなのです。

アシダカより巨大なクモが、この日本にはまだいるのです。

アシダカのアイデンティティである「徘徊性のクモ」の括りの中でですら、アシダカはトップに立っていません。それ程にまで、日本のクモには更に上がいるのです。


つまりアシダカ軍曹というあだ名は、サイズ的にも言い得て妙なのです。

では、日本最大と言われるクモは、一体どんな奴なのでしょうか。

写真を見て貰った方が早いでしょう。こいつです。





え?こんなクモ見たことない?

まあそう言う人も多いと思います。

このクモは南方種で、日本では奄美大島以南でしか見ることができません。見た事ない人の方が多い筈です(逆に奄美、沖縄出身の人は見飽きてると思います)。

和名をオオジョロウグモと言い、本土にもいるジョロウグモ(秋になると腹が赤くなってデカくなるアイツ)の仲間(同属)で、

大型個体は大人の手の平にも余裕で収まらない程の大きさになります。

名前にオオが付くだけで本土のジョロウグモとは比べ物にならないレベルとなり、網の大きさや牙はもちろん、脚の太さも「針くらい」から「小枝くらい」にパワーアップします。正に日本産クモの大将格と言うべき存在です。

個人的には、南へ向かう程巨大化する印象があり、八重山諸島で見たオオジョロウがこれまで見た中でのMAXサイズでした。


黄色と黒の縦縞模様が目立ちますが、稀に全身真っ黒の変異個体もいます。(個人的通称「闇堕ち」。)


これだけドデカいインパクトを持つクモですが、一つ面白い事がありまして、実は大きく目立つ個体は全部メスであり、オスの方はなんと10mm程の大きさしかなく、しかも本土のジョロウグモのそれと比較しても、大して変わらない大きさなのです。体色もメスとは全く異なります。


更には交尾を仕掛けにメスの網に入った途端、エサと間違われて喰われる、なんて事も割とあるようで…。

インフィニット・ストラトスの世界観もドン引きしそうな男女格差ですね。


メス「どーせ子種提供することしか考えてないオスはこの程度の扱いでいいんだ上等だろ」

オス「……………。」



スポンサーサイト

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

オオハシリ凖佐はよ

鼎さん>

奴の写真は大破パソコンの中にあってまだうpできぬう!

まじ強そうですね(笑)コイツが徘徊したら最強な気がします(笑)

チハ改さん>

成熟したメスは腹が膨れるからさらに見た目がヤバい…。
プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
これまでの観察者
現在観察中
現在の閲覧者数:
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。