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羽は餌ゆえ蟻に食わるる

虫の知識でトラブル解決、というコンセプトの「ベクター・ケースファイル」という漫画をご存知でしょうか。


掲載元がチャンピオンREDという若干アレな雑誌の為、万人向けの作品という訳ではありませんが、なんか害虫とお色気がいっぱい出てくる漫画です。


さて突然ですが、この漫画のある話には、「アイドルとファンとの関係」を、「クロシジミ」というチョウに例えるシーンが登場します。




こんなです。

クロシジミというチョウは、幼虫時代をアリの巣の中で過ごし、仲間のアリの匂いと体から分泌する蜜を使って、アリに自分の世話をさせるのです。

これをアイドルとファンとの「与える、与えられる」の関係に準えた、という訳なのです。


作中ではここまででこの例え話は終わりですが、個人的にもう一つ付け加えたい事があります。


それは、現実のクロシジミは羽化して成虫になる際に、仲間だと誤認させる匂いと甘い蜜が出なくなり、一転してアリからは餌と認識され襲われる危険が出てくる、という事です(何かの動物番組でも説明されてましたが…何だったか忘れました)。

羽化したクロシジミは直ぐ様巣を脱出しなければ、立ち所にアリの餌食です。なのでクロシジミは出口付近で蛹になり、そこから出てくると、翅も伸びきらない内に猛ダッシュをかけるのです。


作中では具体的に言及されていませんが、「度を越すと痛い目をみる」というのは、この事を指していると思われます。さらに平たく言うと、
「羽を生やして出し抜きを図ったアイドルは、ファンに恨まれ立ち所に噛み殺され得る」、という事なのです。


…買い手側の呆気ないまでの手のひら替えし、というのも如何なものですが、そうなる事態になりうる程の、売り手側の甚だしいファン軽視が存在しているのも、また事実ではないかと思います。特に最近、二次も三次も。


そんな悲劇が生まれる位なら、変な欲や高望みなどせず、そのまま幼虫やっていた方がましなのではないでしょうか。


アイドル、永遠に幼虫たれ。



追記:ベクター・ケースファイル、私自身もまだ飛び飛びでしか読んだ事ないので、いっそ全巻集めようかなあ…。
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プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

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