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マノセガワクダレ

紫尾山での災難から一夜。

今日は天気が良ければ大隅半島へ渡ろうかと考えておりましたが、なんかどんよりしていて小雨もぱらついている様子。

しかも昨日の腰へのダメージがまだ残ったままであり、遠出をするにはコンディションが万全とは言えません。

なので今日は、ドライブ気分での外出という事で妥協しました。

昨日は北薩方面へ行ったので、今日は逆の南薩方面へ向かうことに。

長らく足を運んでいなかった、広大な吹上浜に挟まれた万之瀬川河口付近まで行ってきました。

この近辺はかつて私が率いていたサークルの活動で来たこともありましたが、今回は私一人という事もあり、かねてより気になっていた「ある場所」へと向かいました。



万世特攻平和記念館です。
大東亜戦争時代、鹿児島からも多くの特攻機が出撃していきましたが、有名な知覧や鹿屋とは異なり、「そんな所に特攻基地が?」と知らない人も多いのではないでしょうか。

それもその筈、かつてここに存在していた「万世飛行場」は、帝国陸軍が最後に建設した飛行場とされており、わずか4ヶ月しか使用されなかったという、まさに幻の特攻基地と呼ぶに相応しい場所なのです。

記念館自体も非常にこじんまりとしていて、看板を見なければ普通に素通りしてしまいそうな位です。

しかしここには、とんでもないものが展示されておりました。それは…



零式水上偵察機!!
通称「零式三座水偵」…

まさか現存していたなんて…しかもこんな九州の端っこに…

この偵察機は帝国海軍が開発した三人乗りの飛行機であり、戦艦、巡洋艦、水上機母艦などに搭載されカタパルトを使って発進し、名前の通り海上の偵察任務に就いていました。

少なくとも日本ではここと岐阜県の空自の施設内に現存するのみで、しかも胴体両翼が残っている状態のものは、ここでしか見られないそうです(岐阜にあるものは、ほぼ胴体のみ)。

帝国海軍艦のプラモを作っているとよく付いてくる三座水偵ですが、実際に本物を見るとなれば、かなりの激レア機体になるのです。



結構大きいことがわかります。


この機体は1992年、吹上浜の浅瀬の砂中に埋もれていた所を引き揚げたものらしく、当時最新鋭の電探を装備していた事もあり、非常に貴重だそうです。

更に砂に埋まっていたことで長年の劣化から守られ、塗料なども、日の丸模様がはっきり確認できる程に残っています。

水上機の特徴であるフロートは残念ながら損失していたようですが…

この保存状態の良さと貴重性から、全国では9番目、九州では初の「航空文化遺産」に認定されたそうです。なんだかスゴい。





脇にはこの偵察機に搭載されていた旋回式機銃や周辺機器が展示されています。同じく引き揚げられた零戦52型の20ミリ機銃と13ミリ機銃も一緒に。

20ミリ機銃は、実際には弾速が遅く使いものにならなかった、なんて話を聞いたりしますけどねぇ…。

そして二階には特攻に向かった人々の写真、遺書が展示。思っていた以上に私と近い年齢の人が特攻に出撃しており、自らを犠牲にして国を守ろうとした意思の強さを感じられ涙腺崩壊。

なぜ彼らのような誠実な人間が死に、私のようなクソッタレな人間が生きねばならないのか…。

もうこれ以上、自堕落に生きるべきではありませんね…。

小規模ながらも十分に見応えのあった記念館を後にした私は、欲を出して万之瀬川河口の干潟を歩き、海浜性の昆虫(主にゴミムシやハンミョウ)がいないものかと探しました。が、敵影見えず。探し方が悪いのか、場所と時間が悪いのか…。



仕方なく浜辺の草地で目に入った虫を捕って茶を濁す羽目に。昨日と同じパターンです。そしてこういう時に限って、何故かアブとかハチが網に入るのです。捕れているのに「虻蜂とらず」とはこれ如何に。なんつって!

そして腰の痛みがなんか面白い事になってきそうなので、長居はせずまたしても退却…いや、転進。何と言おうが転進です。

原付の走行距離が帰る途中で4000㎞になりました。オイル交換が必要かもと思いながら、今日の所は帰路についたのでした。
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リア充ですね!

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いいやまだまだ…満足に虫が捕れない内は、こんなものでは済ませませんぜ…
プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

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