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ひねくれ者とボックの車

注意!この文は人によっては非常に不謹慎かつ不快感を催しかねる内容となります。ネタをネタだと理解できない、個人の好みにも寛容になれないような心の狭い人はさっさとお帰り下さい








今日8月9日は言わずと知れた長崎原爆投下の日。

大東亜戦争の末期の末期、アメリカは満身創痍ってレベルじゃない日本が、「負けたと思わなければ負けじゃねえ!」「ここからが本当に最後の勝負、本土決戦じゃい!」と叫び降伏する気が無い事に痺れを切らし、早急な戦意喪失を計る(という名目の実験目的。誰だ「日本を石器時代まで戻す」とか言った奴)為に、新兵器「原子爆弾」の投下を決定したのです。

まず8月6日に、B-29「エノラ・ゲイ」にポール・ティベッツ機長以下乗組員搭乗の元、広島に原爆「リトル・ボーイ」の投下を完遂。

続く9日にも、小倉への投下が決定していました。しかし当日、小倉周辺の天候が不良だった事により標的を変更。B-29「ボックス・カー」は長崎へと原爆「ファット・マン」を投下したのです。


こうして引き起こされた大惨事ですが、私は長崎県民であるが為に、小中学の時代はこの話をしこたま聞かされたものです。

そもそも、長崎県は夏休み中にも関わらず、8月9日は登校日となり、学校で黙祷を捧げるようにされています(11時2分にサイレンも鳴ります)。

学校の体育館には壁一面に、道端に積み上がった黒焦げ死体や人骨、ケロイドを起こした人間などの白黒写真が張り巡らされ、B-29二機で学校の運動場が埋まるだの、焼夷弾撒き散らした後は低空飛行で人目がけて機銃掃射だのと話を聞いたものです。


こうして子供達に、早い段階から「戦争いくない」とか「いのちだいじに」とか言ったド安直なヒューマニズムを植え付けようという魂胆なのですが、生まれついてのひねくれ者を自称する私がこんな話を聞いて一般人と同じような反応を返す筈も無く、当時から思っていたのが、「B-29ってスゲー飛行機なんだな…」でした。

佐世保名物、歪んだ人格者の出来上がりです。


B-29の無機質な銀ピカのっぺりボディ、結集された技術の機能美、多くの爆弾積載量で都市をも更地に変える「戦略爆撃機」、「超空要塞(スーパー・フォートレス)」の名を冠するに恥じない圧倒的な攻撃力などの魅力も去る事ながら、私が特に注目していたのが、あの長崎に原爆を投下した「ボックス・カー」です。「箱車?なんじゃその名前の由来…?」と思って調べてみると、

ボックス・カーは「屋根付き貨物列車」を表すbox carと、「機長のフレデリック・ボック氏の専用機」という意味合いでのBocks carというダブルネーミング

だった事が判明し、上手い言い回しだなと思いつつ、その写真を見て驚愕。「ボックス・カー」のノーズアート(機体先端付近に描かれる絵)がとんでもないのでした。

※画像はネットからの拾い物です。



SALT LAKE → NAGASAKI

な、なんじゃ、こりゃ…

他人事的な言い方ですが、長崎県民が見たら発狂とかいうレベルじゃないですね。

しかもこのアート自体は、戦後に描かれたというのだから更に始末が悪い…。

非道の限りを尽くしても、勝てば大正義であるアメリカらしさが全面に出ております。

しかしこんな画像見せられた所でも、私のB-29に対する細やかな興味が冷める訳でもなく、寧ろ強くなる一方に。近年は抑え気味でしたが、特に最近になって再燃しました。

アメリカ側もここまで不謹慎さ極まっているなら、私もいっそ、この本物を見てみたいものですね。


因みに、まだ飛行可能なB-29は現存するらしいです。「FIFI」と名付けられた一機のみらしいのですが、詳しい事があまり分からないので、知っている人がいたら情報お願いします。


多くの犠牲者を出し、今も苦しみ続ける人がいるのを差し置いて不謹慎な自分語りをしてしましたが、勿論彼らへの追悼の念までも捨てている訳ではありません。

最も怖いのは、原爆の恐怖そのものが忘れ去られる事なのでしょうからね…。




ちなみに、私は被爆3世です。
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プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

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