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あけてました

「わたしは第三者と一人の女を共有することに不平を持たない。しかし第三者が幸か不幸かこう云う事実を知らずにいる時、何か急にその女に憎悪を感ずるのを常としている。



わたしは第三者と一人の女を共有することに不平を持たない。しかしそれは第三者と見ず知らずの間がらであるか、或は極く疎遠の間がらであるか、どちらかであることを条件としている。」

芥川龍之介「侏儒の言葉」より


世に言う「萌え豚」とか呼ばれる輩に「純潔主義者」が多いとされる割には、好意のベクトルが明らかに自分では無い、全くのアカの他人に向いている美少女キャラに対して臆面も無く「嫁」だなどと吐き散らかせる矛盾を生み出せるのは、つまりこういう理由なのでしょう。また、芥川は同じ作品でこうとも言っています。

「我々は処女を妻とする為にどの位妻の選択に滑稽なる失敗を重ねて来たか、もうそろそろ処女崇拝には背中を向けても好い時分である。



処女崇拝は処女たる事実を知った後に始まるものである。即ち率直なる感情よりも零細なる知識を重んずるものである。この故に処女崇拝者は恋愛上の衒学者(※ひけらかしたがりの意)と云わなければならぬ。あらゆる処女崇拝者の何か厳然と構えているのも或は偶然ではないかも知れない。」

ラノベもまともに読まない程に本とは疎遠な私が、ほぼ唯一、芥川龍之介の作品だけは自分から進んで読もうと思った訳は、稀にこんな感じの痛快な皮肉が飛んで来る為だと言っても過言ではありません。



はい、という訳で新年「あけてまして」おめでとうございます。書き込むタイミングを逃しまくってこんな形になりましたが、まあいいでしょう。

年末年始は実家のある佐世保で過ごしましたが、地元には遊ぶ所は無いわ友達もいないわで、少々無為な時間にも感じました。

帰省時の恒例となりつつある「強襲揚陸艦ボノム・リシャールの観察」も満足に出来ませんでした。が、遠目に見た限り修理工事をしていた甲板は元通りになっているっぽかったです。

代役のペリリューは果たしてこのまま帰ってしまうのか!?

そしてかの「艦これ」に揚陸艦キャラが登場してしまった事により、安全圏だと思ってた「強襲揚陸艦」のジャンルにも、大量のニワカ者が流入してしまうのか!?

今年は色々見過ごせない!
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プロフィール

害虫

Author:害虫
たった一冊の昆虫図鑑に端を発し、「普通」の道からひたすら逸れ続けてしまい早20代半ば。

一流の「虫屋」と呼ばれる存在を目指し、日々奮闘している情けない新社会人。

しかし仕事に追われて虫捕りがこれっぽっちも出来ず、とりあえず当面はそちらに打ち込みたい。

良い言い方をすると、「自分の正しいと思う生き方の探求者」、悪い言い方をすると「社交性無きマイペース野郎」。

どっちになるかは将来の地位次第。


「最も賢い生活は、一時の風潮を馬鹿にしつつも適応していく事」

「上質な皮肉と風刺こそが最も優れたコミュニケーション手段」

「やる気を引き出す為の最たるファクターは、燃えたぎるような復讐心である」
という思想を人生のモットーとしている。

好きな生物はクワガタ、オサムシ、チョウ他多数の大型昆虫。1年置きに特定の虫に対してやたら執着する習性を持つ。最近はマルバネクワガタの繁殖に執心している。

リンクはフリーです。

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